ナチュラル-D®とは
新パンフ2ナチュラル- D® は、
一言でいうと、「フィット感の高い、クラスプ(留め具)のないタイプの入れ歯」です。患者さんの入れ歯に関するさまざまな不満と悩みを聞き解決していく中、個々の悩みに応じた設計を目指して生まれました。
そのため、審美性、装着感、噛み心地、使用感、耐久性など、どれをとっても自信をもっておすすめできる欠損歯治療です。
ナチュラル-D® 構造の特長
クラスプ(ひっかけ)が見えます
ひっかけが見えず、バネで歯に負担をかけない。床が小さく違和感がない。食べ物が入りにくいです
通常、入れ歯は人工歯・義歯床(バーを含む)・クラスプの3部分からなりますが<図A>、ナチュラル-D® にはクラスプ(留め具)の部分がありません。(但し、症例によりクラスプを付ける場合があります)
代わりに、特殊金属ウィロニウムエキストラハード(BEGO社)で作られた丈夫で薄い金属のフレーム が、歯の付け根にぴったりとはさまって、人工歯をしっかり支えます。
義歯床と呼ばれる歯茎にあたる部分も、できる限り短く 設計することで自然な見た目を実現しました。
クラスプ(ひっかけ)と床が大きい
物を噛むときのお口やその周囲の動き、歯茎のかたちなどを利用して、フィットするポイントに照準を当てて設計されています
お口の中の構造や残っている歯は、患者さんによって千差万別、同じではありません。従来の入れ歯は、クラスプ(留め具)で固定する構造<図B>をしていましたが、それが患者さんによってはお口にあわず、違和感や痛みの原因となっていました。
これに対しナチュラル-D®は、物を噛むときのお口やその周囲の動き、歯茎のかたちなどを利用して、フィットするポイントに照準を当てて設計されています。
留め具でがっちりと固定しようとするのではなく、その形状を利用しつつスライドさせてはめ込むことで無理なく固定され「知恵の輪」のようなイメージです。
美しい仕上がりと快適な装着感
クラスプ(ひっかけ)で入れ歯だとすぐにわかってしまいます
外からひっかけが見えず、バネで歯に負担をかけず、歯茎で支える構造をしています。床が小さく違和感がありません
通常、保険診療などでつくられている入れ歯は、欠損歯治療のなかでも最も一般的な治療方法です。人工歯をクラスプという金属の留め具で固定する構造<図C>をしているので、前歯に装着する場合には入れ歯だとすぐにわかってしまい、美観を損ねることが難点です。
また奥歯に装着した場合にも、細かいところまで時間をかけてこだわって作る入れ歯とは異なり、患者さんのお口にあわずに痛みが出る・外れてしまう・噛み心地が悪い・喋りずらいといった悩みを抱えることも少なくありません。
ナチュラル-D®は、患者さんの歯と歯茎の形状などを利用して固定するので、前後の健康な歯を削ったり、歯茎や骨の加工を行ったりすることはありません。
歯茎で支える構造をしていることで、周囲の歯やあごの骨に負担をかけることなく、歯茎を強くしてくれます。
自分の健康な歯は削りたくない、インプラントのように外科的治療には抵抗がある、といった方にもおすすめです。
ナチュラル-D® 費用(型どり・材料費・セット代込)
義歯の数 | 費用の目安 |
---|---|
1~3 歯 | 143, 000 ~ 297, 000 円 |
4~7 歯 | 352, 000 ~ 517, 000 円 |
8歯 以上 | 572, 000 ~ 627, 000 円 |
※保険適応外治療となります
症例によってお費用や治療方法が変わる場合がありますので、詳しくは医師にご相談ください。